小型三脚
ここでいう小型三脚とは縮長(たたんで縮めたとき)の<長さが50cm以内、重さが1500g以内、機材の重さは1.5〜3キロ程度>を目安とした三脚のことをさします。大きさは同じでも価格によって使えるカメラのサイズは変わってきます。安価なものだとコンパクトカメラ程度。高価なものであれば一眼レフ+望遠程度まで使えるタイプです。価格は雲台こみのおよその目安です。
<5000円以内>

家電量販店でよく特売しているモデル。もっとも売れている三脚であるといっていいでしょう。だいたい4000円程度で購入することができます。写真を趣味としてはじめた人がなんとなく買う、というケースが多いように思います。携帯性に優れていますが、操作の快適さ、安定性などは売価一万円クラスの三脚と比べるとまったく異なります。上のベルボンCX-444の場合ですと、脚を伸ばしきって使わなければデジタル一眼レフ+標準ズームでもなんとか使用可能、脚を伸ばす場合だとコンパクトカメラ程度が適当です。ベルボンのCXシリーズ、スリックのコンパクトシリーズはこの価格帯の製品です。三脚は滅多に使わない、使うとしても重要なシーンでは使用しない、という場合を除きお勧めしません。
<5000円〜15000円>
大きさ重さなどは、5000円以下のクラスのものとあまり変わりませんが、使い心地、安定性は5000円以下のクラスとはまったく異なります。もっとも人気があるクラスといってよく、製品のラインナップも豊富なため、価格と性能の点で、バランスのとれたコストパフォーマンスの高いモデルが多いです。製品にもよりますが、デジタル一眼レフ+標準ズーム、200mmクラスの望遠レンズなどが使えます。条件が悪いと(風が強い、足場が安定しない)場合だとやや不安があるかもしれません。スリックのデジタルシリーズ、ベルボンのウルトラシリーズ、などこの価格帯の製品です。
<30000円〜>

カーボン製のカルマーニュシリーズ。雲台には、PHD-41Qがついていますが、取り外して別の雲台をつけることも可能。雲台別のモデルが三万円を少し切る価格。カーボン三脚は軽量でありながら、非常に安定性が高いのですが、その分かなり高価です。カーボン三脚は価格を無視すれば最高の選択肢でしょう。もっとも安価なものでも2万円程度、大抵のモデルは3万円〜10万円は覚悟しなければなりません。

カーボン製のモデル。1キロを切る超軽量ながら、耐荷重5kg(ジッツオによる)を誇るモデル。雲台別で6万円程度もします。ジッツオのトラベラーシリーズは軽量コンパクトでありながら重い機材も載せられることができるモデルで、非常に性能的に優れています。ですが、非常に高価で雲台も含めると10万円程度の出費を覚悟しなければならないでしょう。
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